メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

青汁の原料ケールとはこんな植物

粉末や液体で、様々な種類が販売されている青汁。
原材料や価格帯もとても多彩です。

そんな中でも「ケール」という植物がよく使われています。
青汁以外ではあまり聞きなれないケール。
いったいどのような植物なのでしょうか。
ケールは地中海沿岸が原産地のアブラナ科の植物です。
キャベツの葉によく似ていますが、丸くなりません。
江戸時代には日本にも導入され、「はごろもかんらん(羽衣甘藍)」と呼ばれています。
直立した茎に、円形から細長い楕円形の葉が付きます。
高さは1~2メートルにもなります。
品種によって葉が縮れるものもあります。

日本では茨城、島根、福岡など各地で栽培されています。
青汁の原料になるものの生産量が多いですが、野菜としても出荷されています。
苦みがありますが、加熱して料理に使うと苦みが抑えられ甘みが出ます。
温暖な気候であれば1年中収穫できます。
キャベツのように、秋から冬にかけて葉が厚くなり甘みが出ます。
栄養の面では、夏にビタミンやカロテンの量が多くなります。
ケールにはたくさんの栄養が含まれています。
ビタミンAはニンジンの2倍、カルシウムは牛乳の2倍も含まれています。
ビタミンEやビタミンC、クロロフィル、葉酸、メラトニン、食物繊維など、健康に必要な成分ばかりです。

多種類の栄養素を豊富に含むことから、緑黄色野菜の王様と呼ばれているのです。
ケールには独特の香りと苦みがあります。
戦後の食糧難の時代に、それまでほとんど食用にしなかったケールを青汁にし、栄養を摂ることが考案されました。
現在では品種も増え、料理のレシピも考案されています。
青汁で、料理で、あなたもケールの力を借りてみませんか。

トップに戻る