ホット青汁はＮＧ？

毎日続けている青汁習慣、寒い時期や体の冷えを気にしている女性などは、温かいホット青汁になんてホット青汁を飲んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
実は、このホット青汁、青汁の醍醐味である豊富な栄養素が多く壊してしまっていることをご存じでしょうか。

青汁に含まれているビタミンＣやビタミンＢ１などのビタミン、また、パントテン酸、ビオチンという酵素は、熱に非常に弱く、熱を加えるとそのほとんどが壊れてしまうという性質を持っているのです。
したがって、熱湯で青汁を溶いて飲むホット青汁は、せっかくの青汁の栄養素を摂取できないということになりますので、青汁の栄養分を摂取したいと考えている人にとっては、無意味になってしまうのです。
青汁は、冷たい状態で飲むことが大きなポイントなのです。

ところで、青汁の製造方法には、製造過程で加熱処理されているのかしていないかで、非加熱処理タイプと加熱処理タイプの二種類がありますが、加熱処理タイプのものであっても、熱に弱い栄養素はなくなりますが、熱に強いカロテンやビタミンＥ、食物繊維などの栄養素は十分に残り、摂取できます。
ホット青汁を飲む場合には、栄養が壊れてしまうというリスクが少なくなりますので、加熱処理されたタイプの青汁を飲む方が良いでしょう。

また、そのような場合でも、お湯の温度には十分に注意をすることが必要です。
沸騰したお湯は避け、人肌程度の少しぬるいお湯に溶かして飲むことで、栄養素が壊れてしまうことを防ぐことができるのです。